こんにちは。もちこです。
早くも来年小学生になる次男のラン活を終え、ほっと一息。 そんなGW中に少しづつ読み進めていった面白い本をご紹介します。
10億件の学習データが教える『理系が得意な子の育て方』
という本を知っていますか?
算数力、思考力を身につけられるタブレット教材『RISUきっず』SNSなどで一度は目にしたり、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?。その、タブレット教材を使用した通信教育事業を運営している、今木智隆さんが書かれている本なのです。
RISU会員から収集した10億件の学習データー統計
海外の研究機関、文部科学省、大手学習塾や出版社が出している統計
をもとに、効果のある算数の勉強法の真実が伝えられています。
小学1~6年生の算数をメインに、算数数学の苦手な中学生以上のつまずきの解決にもおすすめな本だと思うので、気になる方は是非手に取ってみてくださいね。
小学生になる前の未就学児を持つ親御さんにも、知識として読んでみるのもおすすめ!
どんな内容なのか、私が気になった言葉たちを載せてますので参考にしてみてください。
理系が得意な子を育てるメリット
『なぜ理系が得意だとメリットがあるのか?』
時代の流れ、技術の発展により変わりゆく世の中で、子供たちが将来困らないようにしていくにはどうしたらいいのか。
どんな力を身に着けておいたらいいのか。
親としては考えさせられる内容でした。
理系(算数)を勉強するメリットのひとつとして挙げられている
算数を勉強していくことによって、子どもは自然に、「考える力」
- ●論理的に考える能力
- ●問題点を見つけ解決する能力
- ●散らかった情報を整理して考える能力
- ●相手の質問を的確にとらえる能力
などを身に着けることができます。
10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方(4ページ)より引用
という言葉。
単純に算数理系を得意にしたい!を超えた、将来の選択肢の幅を増やすこと、生きていくための力を付けていくこと、に繋がるものだなと感じました。
算数が苦手になるきっかけ
苦手には、様々なきっかけがあると思います。
わからないをずっと引きずってたり。
どこがわからないのかがわからなかったり。
苦手な単元があったり。
「算数が苦手」には、明確なパターンがある
「テストは毎回70点」な子が、じつは一番の「苦手」予備軍
10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方(35、44ページ)より引用
この言葉たちの意味を本で読んだとき、苦手ってこんな感じの積み重ねなんだなと、なんだか考えさせられました。
我が子にも問題を解かせてみた
我が家には現在小学2年生の長男がいるんですが、本のところどころにいくつかの小学生のさんすうの練習問題が登場するので実際に解かせてみました。
高学年の問題もいくつかあったので、できるところをやりつつ、多くは1~2年生の基礎となる部分の問題が多く出題されていたので、低学年の子でもとても取り組みやすかったです。
- 子どもがどんな問題が苦手なのかを知ることができる
- 答えと解説のページでは、解き方のアドバイスがある
- つまずく子が多いなど危険度やポイントを表している
- その問題の”わからない”は何故おきるのか?を知ることができる
単元ごとに分類分けし、やみくもに復習せず、効果のある勉強法を知ることができると感じました。
苦手な部分がわからなくて、成績があまりよくない場合の解決策も本の中で説明されています。
子供との勉強の関わりかた
子どもとの宿題や勉強や習い事との関わりかたで悩んでる方、多いと思います。
私も今ちょうど直面している真っ只中。
『宿題は?早くやりなさい!』
『いつやるの?』
と言わないように心掛けてはいるものの、ついつい言ってしまいがち。
言い過ぎたかなと後から後悔してしまうものです。。
子どもとの勉強などの関わりかたで、参考になる部分が沢山書いてありました。
目次を見ただけでも気になるタイトルたちがずらり。
- 宿題をさせると、子どもの学力は下がる!?
- ママが頑張るほど子どもの成績が下がる3つのケース
- やる気を出させるつもりで、子どものモチベーションをくじく親は多い
- 親にできることは、実のところ「ほんのわずか」
- 間違った「ご褒美」が、子どものモチベーションを下げる
10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方(目次)より引用
理系を得意な子にしよう!算数の苦手をなくそう!だけではなく、
- ●勉強との関わりかた
- ●子どもとの向き合い方
といった内容もデータを参考に読めるのはありがたい。
おわりに
簡単にですが、今回読んでみた『10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方』について気になった言葉たちを少しご紹介してみました。
我が子は小学2年生ですが、これから学年が上がっていくとつまずきや苦手が出てくるかもしれません。
そんな時はこの本も参考にしつつ、これからの子供との向き合い方をもう少し変えていかなきゃなと、感じました。
沢山のデータから得られたつまずきの理由
本当に効果のある、算数の勉強法の真実
『10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方』是非読んでみたくださいね。